Friday, May 17, 2013

crochet blanket


                                                   keepsake from my friend's grandmother

                                             何かを「てづくり」するのは
              なんのために、そして
          だれのためにするのかということを
             かんがえる一日だった。

     帰宅したら、見た事のない3枚のかぎ針編みのブランケットが
             リビングに飾ってあった。
           パターンは最もシンプルなものだけに
           かえってその技術の高さがみてとれた。
       野暮ったく、甘い印象になりがちなパターンでもあるが
           ベースを黒にしているので、それもない。
          
          これ、幼なじみのおばあちゃんの形見。
         
      編み物が得意で、こつこつ編みためていたようなのだが
       家族の誰もがいらないと言い、たらいまわしになって
         結局処分することになりそう、と言うので
       母が慌てて、それなら我が家で引き取らせて頂きます、
            ということになったらしいのだ。

        ものをつくる人には、いろいろなタイプがいるけど、
          彼女はつくるのが楽しいからつくっていて、
     できあがったものに対しては、まったく固執しなかったらしい。

    最近このトピックについて、熱い討論が続いているところなので、
      あまりにタイムリーに形見分けが届いて、正直驚いた。

                大切にします。
       

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